「英会話ヒトリゴト学習法」
評価:4/5(オススメ!)
題名と表紙と404 blog not foundでの紹介がおもしろくて購入してみた。作者の人柄に魅了される。
最初から「何故自分がこの本を書こうと思ったのか」と入って、そのままコムズカシク続くあたりから、おもしろい。なんだか論文を読んでる気分になる。まるで偉い人になったようだ。
書いてあることもアルターエゴがどうのこうのだの、形式知だの暗黙知だのいう言葉がバシバシ出て来るのも、図が図がグラフ形式で矢印付きなあたりだのも、なんだか大層な本を読んでる気になって来て、心地よい。
内容も興味深く、例文や例示などが少なくとも「なるほど。こうやってすればいいんだー」と思えるあたりは実によく出来ていると思う。確かに、英語ってなれだから、英語だけでしゃべろうとすればするほど身に付く気がする。日本語訳を補助的に使うときにも「あくまでも言語のイメージ」として使わないとダメになる気がする。
少なくともビジネスで「英語が日本語か」というときは、それこそ「英語文化が日本語文化が」という意味の話であって、「英語で書くべき内容を日本語で用意して」と言われると、たいして英語力のない私でもそのほうが面倒に感じる。…英語文化圏のものなら例文なり例示なりが、まず英語であるから。
まあ、よく考えてみると、関西弁か関東弁かでもそうだ。意識してスイッチなど出来ないし、文化で言うべきことが違う。
たぶん、「仕事で英語」をある程度やっている人なら感覚的には分かるけど、言葉にするのは難しい話を、ここまで薄く、理屈っぽく、言葉にして説明している筆者はすごい、と思う。







