「臓器農場」帚木蓬生

評価:3/5(普通におもしろい)
本書に代理ミュンヒハウゼン症候群の母親が出て来る、ということで読みたくなって買ってみました。著者にしては読みやすい作りで、重いテーマをリーダビリティを確保して読ませるすべはさすが!と思いました。
軽く読んでしまえる話でもあるのですが、いろいろと考えると袋小路に入りそうな問題が多く含まれているなぁと思いました。

評価:3/5(普通におもしろい)
本書に代理ミュンヒハウゼン症候群の母親が出て来る、ということで読みたくなって買ってみました。著者にしては読みやすい作りで、重いテーマをリーダビリティを確保して読ませるすべはさすが!と思いました。
軽く読んでしまえる話でもあるのですが、いろいろと考えると袋小路に入りそうな問題が多く含まれているなぁと思いました。
評価:3/5(普通におもしろい)
手塚治虫大人買いのにて「映画化」という言葉につられて買いました。
「火の鳥」とは反対側の手塚の側面が出たノワールっぽい作品で、「この作品をなぜ今映画化したいのか?」とものすごく悩んでしまった。女装やゲイ、陰謀、猟奇的な描写はあって、そういうのが受けるって思われたのかな、と思うんだけど、正直、手塚の作品としてそこまでいいものとは思えない。奥深くの問題意識的部分があって、そこに突き動かされて描いてるように思うんだけど、MWだけ読んでその意識がつかめるかというとまず掴めないように思う。
下手につくると「え?」ってくらいの低俗な作品になりそうだし、哲学的にしようとすると今度は余計な部分が多すぎるように思った。この作品は、たぶん、「ネオ・ファウスト」に続くんだと思っていて、あれは「天才手塚の苦悩」というカンジの「読みたい人だけ読むべし」という本に思えたので、映画化という一般向けのものにあまり向かないのかな、と思った。
評価:3/5(普通におもしろい)
本屋で「映画化」ということで積んであったのと、日航機の事件には前々から興味があったので購入。横山秀夫は「うまいなぁ」と思うものの、私には難解な漢字に惑わされて、作者の描いてるイメージがつかめなかったのだが、「これだけ薄ければ、なんとか!」と思ってトライ。
…敗北しました。
ワクワクして読み進んだんだけど、そのわりにはこう要点というか、作者のイメージするものがつかめない。何でその描写からその描写に行くのかわからないことが多かったので、たぶん、行間の、省略されているところが私には分からないんだろうなぁ、と思う。
日航機墜落の知識が着いたので初期の目的は完遂したと思うんだけど、読み終わって、「そういう話がしたいなら、ここまで大きな題材を扱わなくていいじゃ??」と思ってしまった…。いや、きっと、大きくても小さくても大事なことは大事って、そういう話だと思うんですが、なんかこう胸がモヤモヤモヤモヤ。
何のために山の昇るか、ということも、私には深遠な意味がわからなかった…。あと10年くらいしたらわかるのか、いや組織でこういう「部下を抱えて政治政治」ってやったことのない私には心底の感触は掴めないのか、だとしたら,,周りの人には迷惑な話だが「本を読む為にその体験をしたい」と思った。
実際に中国文化について読んだのはこの本が初めてです。なので、この本だけの印象ですが、「日本人は中国人のことを理解するのが難しい」ということがよくわかりました。
「金持ちに貧乏人の気持ちは分からない」と言われれば、確かにそうだな、と頷きました。モラルで食えれば世話がないというのは理屈として分かっているつもりなのですが、なかなか、実感が難しいです。
法務の仕事をやっているときに、いくつかの中国ビジネスについて本を読み、そのときに納得したつもりのこともありました。けれども、いざ、実例を出されるとそこにある感触が分かってなかったんだなあ、と今更ながら思いました。ロジック的には理解出来る面も多いのですが、「応用するとそうなるのか」というようなのが興味深いです。
また、読みながら、逆説的ですが、中国人にも日本人のことは理解できないんじゃないかなー、と思いました。
評価:3/5(普通におもしろい)
「何にも考えずに頭をぼーっとしたい。派手にお金を使う本なんていいよねー」と思って、前に少しだけ読んだことのあったショッピングの女王シリーズを手に取りました。が、これが良かったのか悪かったのか、なかなか評価に悩む作品になってしまいました。
「お気楽に著者のチャレンジを楽しむ」という読み方は、あんまり出来ないと思います。著者はいろいろチャレンジするのですが、それに対する内省が、私には辛いです。まるで、今の自分や将来の自分を、自分より巧みな筆致で描写されているようで。
次作の「さすらいの女王」に行くに従って表れる著者の内省が私には興味深いんだけど、辛い。でも、読むのは辞められませんでした。夫に「眉間に皺を寄せてどうしたの?」と何度も聞かれながら、一日ほどで読了です。
「やっぱり人間って本当は「わかりやすいもの」に苦しんでいるものなんだけど、自分が「わかりやすいもの」に苦しんでいるなんて思いたくないから、もっと深遠なものに苦しんでるフリをしちゃうのではないか。そして、「わかりやすいもの」に苦しんでいる他者を見下し軽蔑する……これが私の今までやってきた自己欺瞞である。(中略)私はバカだ。それを忘れたら、私は今より最低の人間になる。」p234
評価:3/5(普通におもしろい)
乱歩賞受賞に惹かれて購入しました。眉間に皺を寄せつつ、三日ほどで読了です。
重すぎるテーマなのですが、途中でやめるキッカケが見つかりませんでした。「あれは結局なんなの?」と思って読み進めると、最後にはジェットコースターに乗っているという、そんな本です。
テーマが重く、そのうえ、そのテーマが謎解きに密接に絡みまくってるとあって、まだまだ咀嚼できません。最後のほうの謎解きはそこまで絡める必然があったのか、ちょっと考えるだけだとそこまで絡みまくるからこそ意味があるように思えるんだけどそうなのか、そしてそれは文中から読み取れたのか、そういうところを考えながら読み直したいなあ、と思うのですが、読み直しに二の足を踏んでます。
うーん、重い。
重いテーマに耐えられるときに読まれることをオススメします。私はちょっと読む時期を間違えた気がします。
評価:3/5(普通におもしろい)
「「プチ断食ダイエット入門」いしはら ゆうみ」と一緒に購入しました。
「このレシピ集で美味しく断食よ!」と思ったんですが、難しい!あまりの難しさに今後の課題になることになりました。料理が得意な人ってすごいなあ。
評価:3/5(普通におもしろい)
鍼灸師さんに断食を勧められました。本を読もうとしたのですが、本屋に断食本はあまりなく、その中で唯一発見出来た断食本です。「からだを温めると病気は必ず治る」で有名な著者が女性向けに書いた本です。すぐに読めました。
延々と、身体を温めることが何故重要か、紹介する食材(にんじん、りんご、黒砂糖、はちみつ、紅茶、紅茶)はどのように身体に良くて、普段食べる食事で身体を冷やしやすいのは何かが解説されています。「そんなの知ってるよー」と思いながら読んでいたはずなのに、読み終わると、何故かやる気になっているこの不思議。
肝心の私が知りたかった断食の方法は簡単明瞭過ぎて、もうちょっと詳しくてもいいじゃん!と思ってしまいました。でも、「どうしても食べたいとき」という内容もあって、実用性は十分です。
最後には体験談がたくさんついてます。
なお、心配される方がいるとアレなので書いておくと、私はダイエットをしたいわけではまったくなく、体質を改善したいだけです…。カモン、筋肉!
評価:3/5(普通におもしろい)
「いいことずくめのキャベツレシピ」が良かったので買ってみました。さらさらと流し読み。
「丸ごと食べよう」という当たりは、キャベツレシピと内容がかぶることが多く、「シマッタ!」と思ったけど、保存食(?)の作り方は実に良いです。特に、キャベツとツナでつくるご飯のお供は実に秀逸です。
評価:3/5(普通におもしろい)
題名に「悪女」とあってこの表紙で、回答者が仏文学者の男性という点に惹かれて買ってしまいました。林真理子氏絶賛だそうです。
講談社エッセイ賞をとった筆者による人生相談だけあって、軽妙で読みやすいです。しかも、「仏文学者の男性」だからか、女性を持ち上げながら、男女の機微をざくざくと遠慮なく記しているのは見事です。
(前略)なぜなら、オタクとの結婚生活にはそれを補ってあまりあるメリットがあるからです。最大のものは、オタクは浮気をしないということです。これは思っているよりもはるかに大きなメリットです。女あしらいのうまい男は、かならず浮気します。「女を愛する男はほかの女も愛する」というのは否定しがたい事実なのです。(後略)
本当かどうかはさておき、この遠慮のない断言がおもしろいです。各々に文学作品からの引用や、何故か出現する数式、日本の男性ポルノ(?)事情の解説などが織り交ぜられています。
評価:3/5(普通におもしろい)
カラセラピーが流行しているようなので読んでみることにしました。なんだかだらだらしてしまって、二ヶ月くらい経ってから読みました。読むのもだらだら一ヶ月くらいかかってしまった気がします。
占い本としては普通におもしろいです。明日から色に気をつけようという気になるので、おしゃれやインテリアコーディネイトにマンネリや行き詰まりを感じてるときに読むと良いです。私はなんだかさっそく服を買ってしまいました。アホです。
ただ、私が読み飛ばしているだけかもしれないのですが、「色彩のとらえかたは文化によっても違うし、人によっても違います」と書いているわりには、そのことがどうカラーセラピー理論に意味があるのか、きちんとした記載がないように読めて、頭が???でいっぱいになりそうになりました。
色の意味も赤やピンクなどは西洋東洋共通なことが多そうに思うのですが、元はイギリスなんでしょ?イギリスと日本の黒の理解は違うんじゃ?いや、今の日本は色の認識も西洋化してるってこと?それとも、この本の記載はイギリスのものままじゃなくて、筆者が日本で集めた例をもとに執筆してるから現在の日本なら当てはまることが多いって理解でいいのかしら?あんまりそうは読めないんだけど、うーん、などなど。
筆者がカラーコーディネートだけに限界を感じて、オーマソーラーにはまったという経歴はおもしろかったです。結局は、色を大事にして気を配りましょう、ということかな、と思いました。
評価:3/5(普通におもしろい)
随分前に、井上夢人ブームだったときに買っていた作品。分厚いし、ミステリのような違うような作品だって聞くし、と躊躇していましたが、「脳男」「クリムゾンの迷宮」のコンボの次にはこれだろ、というわけで手に取りました。すぐに読んでしまいました。
「「寄生獣」全8巻 岩明均」をAmazonで買ったら、とにかく勧められるので、根負けして購入。